2015年12月26日土曜日

Day 148

本日1226日土曜日


SNSを開いたら
「クリスマスプレゼントで◯◯もらった。
誰々(主に彼氏)ありがとう。」

という内容が大発生しておりました。


まぶしかったよ。
キラキラしてたもん。


私にはプレゼントはありませんでした。
皆無です。


サンタさん!私はここです!
違う!京都じゃない!
静岡でもないって!

ベトナムにいまーーーす!

クリぼっち?
いやいや私の心の中には
愛する佐藤健君がいるから
たえてます。



あーあ
悲しい。


では本題に入ります。


ここ数日
「ベトナムってクリスマスあるの?」
「ベトナムのクリスマスってどんなん?」
という質問をSNSLINEでよく受けました。


なのでこの場をお借りしてお答えします。


ベトナムのクリスマスは
日本とあまり変わらないもので、
基本的には恋人同士が一緒に過ごすもの


という感じです。


キリスト教徒ではないので
カナダとはやっぱり違いましたね。


では。
カップルはどのようにクリスマスを過ごすのか。



ベトナムのカップルの
クリスマスデートに密着させていただきました!


今回密着させていただいたのは
会社の友人Haとその彼氏さんBitchy(アダ名)
(以下ハーとビッチーでいきます)


ハーは23歳ビッチーは私と同い年の21歳です。


仕事も終わり19時。


私の家の前の通りに現れた2人。


「まずはご飯を食べに行こう!」


旧市街へ向かいます。



2人は2ケツ。
私はぼっち。


ハーがビッチーを後ろからハグをしてくっついて
イチャイチャしている。


そしてお目当てのお店へ。



クリスマスらしく
キラキラしたおしゃれなお店かと思いきや


相変わらずの超ローカル店。



ミーバンタンという麺料理をいただきます。



麺はラーメンに似ていますね。


個人的にはすっごい好きな味でした。


ビッチーがここで一言
「昔これ嫌いだったんだ」

なんで。
どうやったらこんなに美味しいものを嫌いになれるの?

「麺が細くて、量を感じられないから。」


そこ?


味じゃなくて麺の細さ?


やっぱこいつおもろいわ。




そんなことを話しながらダラダラしていると
雨が降ってきたので
しばらくこのお店で話すことに。


この2人はもともと互いに昔から知っていて
全然恋愛感情がなかったそう。


なのに
去年から関係に変化が生まれ
もうすぐ付き合って1年が経過するようです。


ちなみに2人とも実家暮らしで
ビッチーは早く2人で暮らせたらいいのになあ
なんて言ってます。


待てお前。



お前まだ大学生やんけ!



ハーは恋愛には不器用なタイプなので
ビッチーが全面に大好きを押し出しているのに対し
恥ずかしがってニコニコ拒絶します。




だから見てて面白いんですけどね、
このカップル。


ビッチーと私が会うのは
この日が初めてではないので
余計にオープンに彼女への愛を表現しています。


なんだこいつら。
幸せか。


少し雨が弱まったので
「次はカフェに行こう!」
というハーの提案のもと
ホアンキエム湖目の前の
ハー行きつけのカフェにやってきました。


夜のホアンキエム湖はこんなふうにライトアップされてます。



きれい!



クリスマスは関係ないですけどね。




そしてこちらがハー行きつけのカフェ。
HANOI TIME CAFE




入り口はこーんな細くなってます。




通路もおしゃん!



こういうの、結構好き。



でも。
生活感もバリバリある。


通路横に洗濯機が置いてあったり
バケツやら洗濯ヒモやら
これぞベトナム。


店内には写真やら絵やら
古い家具やらが飾られていて
とても素敵な内装になっています。



私とハーはココア、ビッチーはコーヒーをオーダー



ひまわりの種も出てきました。
ベトナムではポピュラーなお菓子です。




それをつまみながらココア飲みながら
またまたおしゃべりです。


ビッチーはハーに
会社にスカートを履かないで行ってほしいそう。


そのためか
彼女はだいたいデニムを履いています。



理由を聞くと
「セクシーすぎる。他の男に彼女を見てほしくない。」



ずっと側にいるわけじゃないから
余計に気になっちゃうんですね。


なにそれ可愛い。



ビッチーは毎日ハーの会社への送迎をしています。


そのため
「ガソリン代がかさんで財布がいつも薄い」
そうです。


彼の家から彼女の家まで約10キロ
そこからウチの会社までは約15キロ
そしてウチの会社からビッチーの大学までは約10キロ

往復で合計70キロを月曜日から土曜日まで
走行しているビッチー。



その結果、ハーのお母さんから
70キロボーイと呼ばれる始末。



こいつアホやろ。


なのでハーは
「ガソリン代出すって言ってるんだけど受け取ってくれない。
だからデートのときはお金渡してこれでやりくりしてって言う。」


なるほど。


ビッチー曰く
「確かにガソリン代はきついけど
毎日彼女の顔が見られるから幸せなんだ。」


ほうほう。



要は



のろけね。




「大体のベトナム人はどうやって恋人とクリスマスを過ごすの?」
という質問に対してこの2人が答えてくれました。


「クリスチャンの人は教会に行くよ。」
そらそうです。

「あとはカフェに行ってこうやっておしゃべりしたり
ショッピングモールで買い物したりするかなあ。」


「湖のほとりでクリスマスデートもあるよ。
今日は寒いからしないけど。」


ハノイの人好きよねー
湖。


なにかあればすぐ湖だもんね。



クリスマス・イブは半袖で全然大丈夫だったのに
もう寒いもんね。


クリスマス過ぎてからが冬だっていうのは
本当だったのね。


こんなことを1時間ばかりおしゃべりして
帰宅することにしました。



ちなみにビッチーからハーへのクリスマスプレゼントは
温かくなると写真が浮き出る
マグ・カップでした。

ハーはここ最近そのマグ・カップを使っています。


嬉しそうに私に見せてきたし。



「次は3人で映画に行こう!」

とこの2人は言っているので
またそのうちデートに同行するのではないかと思います。



ということで
これがベトナムの恋人のクリスマスの過ごし方です。


結構素朴だったんじゃないかなあ
と思います。


特別な何かをする、
というよりは
クリスマスという日に
大切な人といつもと同じように
一緒にいれることが幸せ
という感じですね。


とても素敵なクリスマスの過ごし方だったと思います。


みなさんのクリスマスはいかがだったでしょうか。


来年こそは私も恋人と、
美味しい酒でも飲むクリスマスを過ごしたいです。


熱燗がいいです。



熱燗とおでんがいいです。


宇田

2 件のコメント:

  1. うだ様

    ホーチミン観光サイトを運営している者でございます。ジョブポータルにも問い合わせさせていただきました。ベトナムの記事のライターさんを募集しております。もしよろしければ、ご連絡くださいませ。

    連絡先は、ジョブポータルの方に記載しております。

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    1. 承知いたしました。
      ご確認させていただきます。

      うだ

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